こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。
このページでは「著者名は本名ですか?」の質問のお答えを書いていきます。
著者名について
Facebookを除くと、インターネット上で使う名前は、ほとんどが匿名の場合が多いですよね。
アトピー関係のブログでも、お医者様を除けば、本名を使っている人はほとんどいません。
これは、リスクを考えると当然のことです。
私も本名を使うか、ハンドルネームを使うか、非常に迷いました。
このブログの一つ目の記事を書きながらも迷っていたほどです。
しかし、最終的には本名を使う事に決断致しました。
冒頭の答えは「著者名は本名」が正解です。
本名で記事を書く理由
なぜ、本名を使う事にしたのか?
悩み続けた結果、3つの理由で本名を使う事を決断しました。
その3つの理由をここで書いていきたいと思います。
記事の信頼性
1つ目の理由は、匿名で記事を書くよりも、本名の方が記事の信頼性が高まるからです。
特に、ネット上では、広告収入を得るために、情報の正確性より、アクセスを集めることに特化したサイトが非常に多いのが現状です。
代表的な例は、健康情報サイトの「WELQ」です。(2016年に閉鎖)
このサイトは記事の多くが「リライト」によって書かれていました。
つまり、その元の記事があるのですが、その元の記事を引用するのではなく、似たような言葉でいいかえて、記事を作成していたのです。
専門知識が全くないライターがリライトしていますので、情報が正確かどうかの判断はライターにはできませんが、そもそも「アクセスを集める」事が目的のサイトですので、情報の正確性は2の次で、注目を集めるタイトルを付けることの方が大切になります。
記事のクオリティーは、元の記事よりも大幅に低下しますし、違う言葉でいいかえることによって、全く違う意味になってしまう場合もあります。
また、どの記事を元にリライトしているのかも公開していません。そのため、リライトした記事は、形を変えた盗作の記事とも言えますので、必然的に、匿名の記事になります。
広告収入を目的に作られたサイトは、ほとんどがこのパターンになりますので、リライトの記事で本名を公開している人は、私が知っている限り、誰もいません。
つまり、本名を使うと言うことは、誰かが書いた記事をリライトしているのではなく、オリジナルの記事であるという証明にもなります。
そして、記事に責任を持って書いていることの証明にもなります。
また、海外では「著者名が明らかになっていないものは信頼できない。」という考え方が強いため、私が今後、海外に向けて情報を発信していく時には、本名を使う必要があると思ったからです。
日本では本名らしい匿名を使って記事を書くこともできますが、健康関係の記事だけに「本名」か「匿名」かを気にされる方もいらっしゃると思いますので、このページで本名を使っている事を公開することにしました。
名付け親への感謝の気持ち
2つ目の理由は、名付け親である両親への感謝の気持ちがあるからです。
私にアトピーの症状があることで、両親は本当に大変だったと思います。
アトピーは、医学的には原因不明の病気なので、病院に行って、もらった薬を塗れば治る病気ではありません。
私が記憶にない小さな頃は、母親は私に薬を塗っていた時もあったみたいですが、一時的に抑える効果はあったとしても、その後は「塗る前よりも悪化する」場合がほとんどでした。
私は小学生の頃からステロイド剤の副作用に気がついていたので、自分の意思でステロイド剤を塗ることはほとんどありませんでした。
当時は「大きくなったら治る。」と言われていた病気なのですが、私は中学生になっても治らなかったのです。
対症療法で症状を抑えたりする事もなかったため、中学2年生の時は特に酷い状態でした。
そのため、母親はアトピーに良いというものをいろいろと調べたり、食事などにかなり気を遣っていましたが、体にいいものというのは、何でもお金がかかります。
また、父親は転地療法や自宅温泉湯治をさせてくれました。
転地療法は30万円以上、自宅温泉湯治は2年間で200万円はかかっていると思います。
子供にアトピーの症状があるという事は、健康な子供と比べて、お金がかかるのです。
お金がかかると言うことは、欲しいものがあっても我慢しなければいけませんし、節約もしなければいけませんし、余計に働かないといけません。
母親は私が小学生の頃から、パートに働きに行っていましたし、車も家にはありませんでした。
それだけ、余計な負担をかけていますので、ハンドルネームを使うのではなく、せっかく両親が一生懸命考えて、つけてくれた本名があるので、その名前を使おうと思ったのです。
もちろん、ブログだけではなく、今後、書籍の出版などでも本名を使います。
ちなみに、アトピーの原因が両親ではないことは、また別の記事で詳しく説明していますので、お子さんにアトピーの症状がでてきた場合でも、ご両親の方は自分を責めないで下さいね。
アトピーは「遺伝」という説を唱えている方もいますが、遺伝の場合は先祖代々、アトピーの症状がでる方がいたはずです。
しかし、1960年までは、アトピーの症状がでる方は、皆無に近かったのです。
今までにご縁があった方に向けて
3つ目の理由は、学生時代の同級生や先生など、今までにご縁があった方に「齋藤は元気にしてるよ~!」と発信するためです。
私が学校を卒業した頃は、携帯電話もなければ、FacebookやLINEなどもありませんでした。
そのため、当時は、学校を卒業すると、同級生とは連絡が途絶えてしまう場合がほとんどだったのです。
幸い、私と同姓同名の漢字の方は、ほとんどいないため、私が本名で発信すれば、別人と間違えられることはありません。
また、顔に症状がでていたので、私の事を知っている方は、私がアトピーである事を知っている方が多いです。
学生時代はいじめられた事も多かったですが、そのような中でも、仲良くして下さった方には、とても感謝していますので、その方とはまた、再会できたらいいな、という気持ちも込めて、本名で発信していくことにしました。
私の事を知っている方がいらっしゃったら、お気軽にコメント欄からご連絡下さい。
コメントは私が承認しない限りは表示されませんので、その点はご安心下さい!
コメント
コメント失礼致します。
さまざまな記事を書いていただきありがとうございます!大変参考になります!
原因療法としてどのようなことがいいのか具体的に教えていただけないでしょうか?
ブログを読んで頂き、ありがとうございました。
実は、原因療法についてブログに書く予定だったのですが、ブログの記事をそのまま書籍にできない事が分かったため、ブログで公開することができなくなりました。
今、書籍の原稿を執筆中です。年内にはamazonで出版できると思いますので、原因療法の詳細に関しては、もう少し待っていて下さいね。
書籍を出版した後は、ご記入頂いたメールアドレスにご連絡しますので、よろしくお願い致します。
承知いたしました!
原稿の執筆中で忙しいかと存じますが、何か取り組めることが有れば少しずつでも実行していきたい考えでして、少しでもご教示いただけないでしょうか?
他の方からも昨日、同じような問い合わせがありましたので、記事にまとめましたので、読んでみて下さいね。
アトピーの原因療法について