「四毒」を抜くとアトピーは改善するの?

四毒を抜くとアトピーは改善するの?

こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。

最近、SNSなどで「四毒」が話題になっています。
「四毒」とは、小麦、植物油、乳製品、甘いものの事です。

「四毒抜き」を提唱されているのは、医師の吉野敏明先生です。
アトピーの原因は「四毒」が原因とYouTubeでも説明されています。

それでは、四毒を抜くと、アトピーは改善するのでしょうか?

このページでは「「四毒」を抜くとアトピーは改善するの?」というご質問にお答えしていきます。

吉野敏明先生について

まず最初に、吉野先生についてお伝えしたいと思います。

「四毒」はYouTubeなどで詳しく説明されていますが、「四毒」に関する書籍も出版されています。
気になる方は、読んでみて下さいね。

四毒抜きのすすめ~小麦・植物油・乳製品・甘いものが体を壊す~
https://www.amazon.co.jp/dp/4198660387

四毒抜き

吉野先生はお医者様ですが、政治家でもあります。

政治に興味がない方は、実感がないかもしれませんが、現在の日本はアメリカや中国の植民地化が進んでいます。
そのため、吉野先生は、虐げられている日本人を救うために、2025年は参院選にも出馬されました。

私も吉野先生と同じく、昭和時代を知っている人間になりますので、どれだけ日本の国力が低下し、日本人が貧しくなったのかという事が身に染みて分かっています。

昭和時代は、専業主婦が非常に多く、旦那さんの稼ぎで、奥さんと子供二人を養う事が当たり前でした。
約30年前までは、そのような時代だったのです。

ところが平成が終わり、令和になった今は、共働きでも、子供1人さえ育てることができなくなるほど少子化が進み、日本人は貧しくなってしまいました。

2025年の参議院選挙では「日本人ファースト」を訴えた参政党が躍進しましたが、そもそも「日本人ファースト」を公約にわざわざ掲げなければいけないほど、現在は「外国人ファースト」の政策が多く行われていて、能登半島の復興などはどんどんと後回しになっています。

そして、このままでは消費税が20%を超え、車どころかエアコンも購入できないほど、日本人は貧乏になっていく可能性が高いです。
その次は、中国の実質的な植民地になり、日本人が中国人の奴隷になる可能性が高くなるのは目に見えています。

吉野先生はこのような状態を変えるために出馬された志の高い方ですので、この記事を読み進める前に、その点だけは知っておいて下さいね。

ちなみに、YouTubeをご覧になっていない方は、日本の現状をご存じない方も多いと思います。
まずは、知ることからスタートしないといけないため、下記のYouTubeチャンネルの動画から見ていくことをお勧めします。

政経プラットフォーム
https://www.youtube.com/@SeiKei-Platform

また、私が配信しているメルマガでも、お勧めのYouTubeチャンネルをご紹介していますので、是非、下記のメルマガにも登録して下さいね。

※ブログではお伝えできないアトピー性皮膚炎のトリビア
https://ws.formzu.net/fgen/S82740636/

「四毒抜き」をするとどうなるの?

吉野先生が「アトピーの原因」について説明をしているYouTube動画があります。

【知ると驚愕】なぜアトピー性皮膚炎になるのか?
https://www.youtube.com/watch?v=MPmqisaTsQ8

この動画をみると分かりますが、吉野先生はアトピーの原因は「食事」であると力説されています。
「食事療法」をすると、アトピーの症状が改善する事が多いので、この動画を見ると「アトピーは四毒が原因」と洗脳されてしまう方も多いと思います。

コメントを見ても、吉野先生に洗脳されている方が多いですよね。
それでは、「四毒」を抜くと、実際にアトピーは完治するのでしょうか?

冒頭でもお伝えしましたが、四毒とは「小麦、植物油、乳製品、甘いもの」の事です。

「これって毒なの? 何年も食べていないよ!」

四毒を見て、そのように思った方もいらっしゃるかもしれません。
和食中心の食事療法をされているは、既に「四毒」を抜いている方も多いのです。

また、食生活の指導を受けている方も「小麦、植物油、乳製品、甘いもの」はできるだけ食べないように心がけている方も多いと思います。
「四毒」と聞けば、新しい食事療法と勘違いされる方もいらっしゃると思いますが、実は昔からある食事療法の1つに過ぎません。

それでは「四毒」を抜けば、アトピーは完治するのでしょうか?

ここで、私の体験をお伝えしたいと思います。

私がアトピーの研究を始めた当初は「食事が原因かもしれない」と考えていました。
そのため、糖質制限をしたり、油を抜いたりしていましたので、四毒抜きは既に実践済みです。

その結果、かゆみはかなり抑える事ができました。
特に、糖質制限を行っていた時は、かゆみで悩まされることがほとんどありませんでした。

ちなみに、糖質制限はいろいろな方法がありますが、私は「お米」も「小麦粉」も食べない「スーパー糖質制限」を行っていました。
「スーパー糖質制限」は、ほとんどの糖質を制限しますので、一番早く効果が表れます。

しかし、いつまで経っても、肝心の「皮膚」の状態が良くなりません。。。
半年続けても、1年続けても、皮膚の状態は小康状態を保ち、良くなることも悪くなることもありませんでした。

つまり、かゆみを抑える効果は確かにありますが、皮膚の状態に関しては「現状維持」の効果しかなかったのです。

もし、「四毒」がアトピーの原因であるならば、1年も続ければ、元の綺麗な皮膚に戻るはずです。
しかし、「四毒」を抜いてから1年が経過しても、アトピーが改善することはありませんでした。

逆に、アトピーの症状が再発する前の15年間は「四毒」を毎日のように食べ続けていました。
それでも、アトピーの症状がでることはありませんでした。

「四毒」がアトピーの原因であるならば、10年以上も「四毒」を食べ続けて、アトピーが発症しないということはありえません。

 

「小麦粉」や「乳製品」は本当にアトピーの原因なのか?

吉野先生に限らず、「小麦粉」や「乳製品」がアトピーの原因と説明されている方は多いです。
しかし、私は「小麦粉」も「乳製品」もアトピーの原因ではないと断言しています。

もちろん、私の体験だけで断言している訳ではありません。
「小麦粉」と「乳製品」をほぼ毎日、9年間も食べ続けた1000人以上の人たちを見ているからこそ、小麦粉と乳製品はアトピーの原因ではないと断言しているのです。

私が小学生と中学生の時の話になりますが、アトピーが発症していたのは、学年で私1人だけでした。
1学年に200人いましたので、アトピーの有病率は1%未満になります。

そして、私が通っていた小学校と中学校では、給食でほぼ毎日、パンと牛乳が支給されました。

パンは小麦粉でできています。
牛乳は乳製品です。

つまり、私が通っていた小学校と中学校の生徒全員が9年間に渡り、支給される給食で、ほぼ毎日「小麦粉」や「乳製品」を食べ続けたのです。

「小麦粉」や「乳製品」がアトピーの原因であるならば、9年間もほぼ毎日、パンを食べ、牛乳を飲み続ければ、かなり多くの人がアトピーになるはずです。

それでは、9年後に私が中学校を卒業する時点で、どれくらいの人がアトピーになったのでしょうか?

答えは、誰もアトピーになる人はいませんでした。
9年間、ほぼ毎日パンを食べ、牛乳を飲み続けても、同じ学年の200人は誰もアトピーにならなかったのです。

そして、誰もアトピーにならなかったのは、私の学年だけではありません。
他の学年でも、アトピーになった人はいなかったのです。

つまり、小麦粉と乳製品を9年間食べて、アトピーになる人は「0%」だったのです。

当時、小学生や中学生でアトピーの症状がでている人は、私のように、小学生になる前からアトピーの症状がでていた人だけだったのです。
小学生や中学生になって、アトピーが発症する人は誰もいなかったのです。

1960年代から1980年代をご存じの方は、当時を思い出してみて下さい。
まだ生まれていない方は、ご両親に聞いてみて下さい。

ウソではないことが、すぐに分かると思います。
給食でパンと牛乳のセットが支給されていた1970年代や1980年代は、アトピーになる人がほとんどいなかったのです。

吉野先生のYouTubeでは、小麦粉に含まれる「グルテン」が悪いとの説明もありました。
しかし、9年間、ほぼ毎日「グルテン」が含まれているパンを食べ続けても、誰もアトピーになる人はいませんでした。

つまり、グルテンも、アトピーの原因とは全く関係がないのです。

「植物油」や「甘いもの」は本当にアトピーの原因なのか?

「小麦粉」と「乳製品」に関しては、上記の説明で納得された方も多いと思います。
それでは、「植物油」と「甘いもの」は、アトピーと関係があるのでしょうか?

「植物油」と「甘いもの」は、食べると痒くなる場合が多いですよね。
そのため、この2つがアトピーの原因と考えている方も多いです。

しかし、私は「植物油」も「甘いもの」もアトピーの原因ではないと断言できます。

私が高校生の時に陸上部に所属していましたが、陸上部の男子メンバーの多くは練習が終わった後、毎日のようにお菓子を食べたり、清涼飲料水を飲んでいました。
当時はスポーツドリンクが流行っていたため、ポカリスエットやアクエリアスを毎日のように飲んでいる人も多かったのです。

それでは、陸上部のメンバーでお菓子を食べたり、スポーツドリンクを毎日のように飲んでいた人は、アトピーになったのでしょうか?

誰もアトピーになりませんでした。

砂糖やブドウ糖果糖液糖が大量に含まれているスポーツドリンクを飲んだり、「植物油」が含まれている甘いお菓子を毎日のように食べ続けても、陸上部に限らず、他の部活動をしている高校生は誰もアトピーにならなかったのです。

「運動をしているからでは?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、運動の有無は関係ありません。
高校では菓子パンやジュースなども売っていましたので、毎日のように菓子パンを食べたり、ジュースを飲んでいる人もいましたが、部活をしていない人も誰もアトピーにならなかったのです。

また、帰宅してからお菓子を食べている高校生も多かったと思います。
現在でも同じだと思いますが、高校生はお菓子やジュースが大好きですからね。

私が通っていた高校は1000人以上の生徒がいましたが、お菓子やジュースを毎日のように飲食している人でも、誰もアトピーにならなかった事を考えると、「植物油」や「甘いもの」がアトピーの原因と結びつけるのは、かなり無理があると思います。

それだけではありません。
私の体験から考えても、「植物油」や「甘いもの」がアトピーの原因ではないことが断言できます。

私がアトピーの研究をしている時、原因療法を行いながら、毎日、お菓子を食べ続ける検証を1年間ほど行いました。
お菓子のほとんどは「植物油」や「糖分」がたっぷりと含まれています。

もし、「植物油」や「甘いもの」がアトピーの原因であるならば、いくら原因療法を行ったとしても、アトピーの症状は悪化していくはずです。

それでは1年間ほど、お菓子などを毎日食べた結果、アトピーの症状はどれだけ悪化したのでしょうか?

答えは、アトピーの症状が悪化するどころか、どんどんと皮膚が綺麗になりました。
毎日、チョコレートなどの市販のお菓子を食べながらでも、アトピーが完治したのです。

「植物油」や「甘いもの」を毎日食べていても、皮膚が綺麗になっていったということは、「植物油」や「甘いもの」はアトピーの原因ではないという事です。

余談になりますが、私が食べたお菓子の中で、最も痒くなったものは「ミスタードーナツ」です。
「四毒」である小麦粉と乳製品と植物油と砂糖だけに収まらず、身体に良くない添加物もたっぷり入っていますので、痒くならない方がおかしいですよね。

その「ミスタードーナツ」の食べ放題にも行きました。
下記の記事でご紹介していますので、是非、読んでみて下さいね。
スイーツを毎日食べながらアトピーを完治する方法

究極のかゆさを体験できる「ミスタードーナツ」を食べても、アトピーを完治する事は可能です。
まとめると、「四毒」を大量に食べても、アトピーは完治できるのです。

もちろん、私はアトピーの研究のために食べているだけですので、「究極のかゆみ」を体験したい方以外は、絶対に真似しないで下さいね。
「究極のかゆみ」が襲ってくると、地獄を体験する事ができます。

「ミスタードーナツ」をたくさん食べたい方は、完治してからにして下さい。
完治すれば、ミスタードーナツを毎日食べても、痒くなることはありません。

 

まとめ

アトピーの症状がでると、多くの方は「食事療法」をスタートします。
最初に、甘い物を抜き、油を抜き、乳製品を抜き、小麦を抜くという順番になる場合が多いです。

そして、「四毒」を抜くというのは、昔からある食事療法の1つです。
また、「和食中心」の食事療法をされている方は、自然と「四毒抜き」の食事になります。

この食事療法でほとんどの方が完治していれば、食事療法以外の民間療法はすべて淘汰されると思います。
しかし、実際には、たくさんの民間療法が存在します。

その理由は、食事療法でアトピーが完治しないからです。
わざわざお金と時間をかけて「温泉湯治」を行う人が多いのも、そのためです。
(私も食事療法で完治しなかったため、温泉湯治を2年間行っています。)

とは言え、食事療法を実践するとかゆみが収まります。
厳格な食事制限も一緒に行えば、即効性もあります。

消化器官の負担を減らし、体内のエネルギーを節約するという点から考えても、アトピーに食事療法は有効です。

しかし、いいことばかりではありません。
食事療法には欠点もあるのです。

それは、どんどんと食べられるものがなくなっていく事です。
食事療法をしている方の中には、何を食べてもかゆくなるので、食べられるものがなくなってきたと悩んでいる方も多いのです。

その理由は、消化器官の負担を減らし続けると、消化器官がどんどんと弱っていくからです。
その結果、どんどんと食べられるものが減っていくのです。

筋肉は使わなければ、どんどんと衰えていきますが、消化器官も全く同じです。
使わなければ、消化器官へのエネルギー供給が減っていくのです。

根本的にアトピー性皮膚炎を完治させるためには、負荷を減らしていくだけでは駄目なのです。
負荷を大きくして、体内のエネルギー量を増やさないといけないのです。

消化器官が衰えていくことも、身体が冷える事も、丈夫な皮膚を作ることができない事も、すべての原因は体内のエネルギー不足が原因です。

「四毒抜き」は、消化に使うエネルギーを節約することができるため、かゆみや炎症を一時的に抑える事ができます。
しかし、「体内エネルギー」を増やす事はできません。

そのため、何を食べても大丈夫な身体にはなりませんし、身体の冷えも解消しません。
「四毒抜き」は対症療法に過ぎないのです。

 

最後に

吉野先生は私と違い、お医者様です。
立派な肩書きがありますし、トーク力も抜群ですので、説得力があります。

そのため、多くの人を洗脳させるだけの力があります。
もちろん、正しいこともたくさんYouTubeでお話されています。

しかし、アトピーの原因は、私がこのブログで何度も説明をしている通り、食事ではありません。
吉野先生がYouTubeで「アトピーの原因」と説明している部分は、すべてが間違っています。

お医者様だから、話している内容はすべて正しいという訳ではないのです。

ちなみに、「四毒抜き」は悪い食事療法ではありません。

「四毒抜き」をすると、和食中心の生活になります。
私も和食中心の食事をお勧めしていますし、私自身も和食中心の食生活をしています。

「四毒抜きをするな!」と言う記事ではありませんので、その点は勘違いしないように注意して下さいね。

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