こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。
アトピーの症状がでている子供を育てているお母様は「アトピーにいい事」を子供にしている方が多いと思います。
しかし、手間暇とお金をかけて「アトピーにいい事」をしているにも関わらず、子供が非協力的だったり、反抗的になったりして困った経験があるお母様も多いと思います。
このページでは「子供が「非協力的」な場合はどうすればいいの?」という質問にお答えしていきます。
子供に「アトピーにいい事」をするとどうなるの?
まず始めに、私の経験からお伝えしたいと思います。
私はこれまでに「アトピーにいい事」をたくさんしてきました。
とは言え、自主的にした事と言えば「転地療法」と「温泉湯治」だけで、それ以外は母親に「させられた」と言うのが現実です。
母親は「アトピーにいい」という情報を仕入れる度に、その「アトピーにいい事」を私にさせていたのです。
子供の頃は特に顔の症状が酷かったため、母親はなんとかして私のアトピーを治したいと必死だったのです。
しかし、漢方や薬草、人参ジュース、酸性水、ダニ対策など「アトピーにいい」という事はたくさんしてきましたが、すべて私には効果がありませんでした。
そのため、母親が何かしようとする度に「どうせ治らないのに」と冷めていたのです。
「どうせ治らない」のに、苦痛を伴う事をするのは、本当に無駄ですからね。
何をしてもアトピーが改善しない経験を積み重ねてくると、「アトピーにいい」と言われる事には猜疑心しか生まれなくなります。
野菜ばかり食べさせられたり、人参ジュースを毎日飲まされたり、ドクダミ茶を毎日飲まされたりした事もありました。
その結果、母親がしようとしている「アトピーにいい事」には非協力的になり、時には反抗するようになります。
今だからよく分かりますが「アトピーにいい」と言われている事は、安いとはいえないお金がかかります。
もちろん、それだけではなく「手間暇」もかかります。
子供のアトピーを改善するために、お金だけではなく、手間暇もかけて、頑張っているのに、その気持ちが子供には全く伝わらないと、悩んでいるお母様も多いと思います。
その理由は、私が実際に経験してきたから分かりますが、全く効果がなかったり、改善してもその後に悪化してしまったりする事を繰り返してきた結果なのです。
子供も大人も同じですが、継続的に続けていくためには「成功体験」が必要です。
しかし、その「成功体験」がないと、だんだんと消極的になっていき、その次は反抗的になっていくのです。
「アトピーにいい事」をすると掻き始めるのはなぜ?
「アトピーにいい事」をしようとすると、掻き始める子供もいらっしゃると思います。
それはなぜでしょうか?
これも、私が体験したから分かるのですが「アトピーにいい事」は子供にとってはストレスになる事があるのです。
そして、そのストレスが原因で掻く場合もあるのです。
それだけではなく、もう1つ、掻き始める原因があります。
それは、アトピーにいい事をさせようとする母親への「反抗心」です。
最初の頃は素直に聞いていたのに、いつの間にか、母親の言うことを聞かなくなった。
という場合は、母親への「反抗心」で掻いている場合が多いです。
そして、強く掻く場合は「反抗心」も強いのです。
「アトピーにいい事」に関しての不信感がそれだけ強くなった結果です。
これは当たり前で「アトピーにいい事」を何度行っても効果がでない場合、子供にとって「アトピーにいい事」は無駄で意味がない事なのです。
こうなると、なかなかお母様の言うことは素直に聞いてくれないため、せっかく「アトピーにいい情報」を得たとしても、それを子供に実践することは難しくなります。
そのため、お母様は、なぜ子供のために頑張っているのに、その気持ちが分からないのだろう、と悩むことになってしまうのです。
「反抗心」がでてきた子供にはどうすればいいの?
子供に「反抗心」がでてきた場合は、すべてが逆効果になってしまいます。
そのため、子供のアトピーを治してあげたいけれど、何もできなくて困っているお母様もいらっしゃると思います。
この場合は、何もしないのが正解です。
「アトピーにいい事」を10回行っても改善しなかった場合、11回目を行っても、改善する見込みはほとんどありません。
その理由は、情報源が間違っているからです。
私の母親が私に行った「アトピーにいい事」がすべて効果がなかったのは、情報源が間違っているからです。
テレビやラジオ、新聞や雑誌などのマスメディアからの情報に、アトピーが本当に良くなる情報はありません。
いろいろな理由がありますが、1つはスポンサーがあるからです。
テレビもラジオも新聞も雑誌も、すべては広告収入で成り立っています。
お金を出している会社に不利益な情報を提供することはできません。
その結果、スポンサーの利益になる情報しか得ることができないのです。
もう1つは報道規制があるからです。
新型コロナウィルスが流行った時に話題になりましたが、ワクチンに否定する事を発信すると、FacebookやYouTubeなどで、アカウントが削除されたり、投稿が削除されたりする事が相次ぎました。
これは、新型コロナウィルスだけではありません。
アトピーに関しても全く同じで、報道規制がかなり強く敷かれています。
これは、最近の話ではなく、数十年も前から続いています。
何か大きな変化がない限りは、これからも続いていくと思います。
また、報道規制は、国民を一定の方向に導くという宗教のような役割もあります。
そのため、逆方向に導く情報はすべて遮断されています。
まとめると、同じような情報源からは「本当にアトピーにいい情報」にはたどり着くことができません。
そのため、「アトピーにいい情報」を得たとしても、今までと同じ結果になる可能性が高いため、お母様は、何もしなくてもいいのです。
非協力的な子供が積極的にアトピーを治し始める方法
「アトピーにいい事」に対して反抗心がでてきた場合、何もしなくてもいいとお伝えしましたが、子供のアトピーが悪化する一方の場合、何とかしてあげたいですよね。
それでは、子供のアトピーを治すには、どうすればいいのでしょう?
私の場合、母親が行う「アトピーにいい事」には非協力的でしたが、私はこれまでに「アトピーにいい事」を自分から積極的に2つ行いました。
それは、転地療法と温泉湯治です。
転地療法は、アメリカに10日間ほど滞在すると、悪化していたアトピーの症状がどんどんと消えていく事を実際に体験したからです。
もし、転地療法を母親に強制された場合は、非協力的になってしまったかもしれませんが、アトピーの症状が良くなる事を実際に体験しているため、自分から積極的に転地療法を行ったのです。
もう1つは温泉湯治ですが、これは「アトピー性皮膚炎の治し方がわかる本」(小川秀夫著)という本を読んで、温泉湯治の効果に納得したからです。
もし、母親が私に「温泉湯治」を強制的にさせようとした場合、私は非協力的だったかもしれません。
しかし、自分自身が納得したものに関しては、母親に強制されなくても、積極的に「アトピーにいい事」をするようになるのです。
子供が非協力的だったり、反抗心が芽生えるのは、母親がこれまでに繰り返し行ってきた「アトピーにいい事」に効果がなかったからです。
しかし、そのような場合でも、子供が自分自身で「効果がある」と体感したものや、人から聞いたり、本を読んだり、インターネットで調べたりすることで、「納得したもの」に関しては、自分自身で積極的に「アトピーにいい事」をするようになるのです。
そして、強制的にさせられたものよりも、自分から積極的に行った方が、同じように「アトピーにいい事」をしても、治るスピードは明らかに早くなります。
強制的にさせられているものは、ストレスが加わりますが、自分から積極的に行っているものは、ストレスがないからです。
まとめ
自分の子供に「アトピーにいい事」をしてあげたいと思っているお母様は本当に多いと思います。
しかし、子供が何度も何度も「良くならない体験」を経験してしまうと、私が実際にそうだったように、子供は非協力的になってしまう可能性があります。
そのため、いつもお母様が強制的に子供に何かをさせている場合は、一旦、それを辞めてみましょう。
そして、子供が自分自身で積極的に「アトピーにいい事」を行うように、導いてあげましょう。
反抗心が芽生えるのは、お母様が行っている事に、子供が納得していないからです。
逆に言えば、子供が納得すれば、積極的に行うようになるのです。
強制的にさせられているものは、同じ事をしても治るスピードは遅くなります。
しかし、子供が積極的に行えば、治るスピードは早くなります。
子供が非協力的になってしまい、悩んでいるお母様がいらっしゃったら、是非、参考にしてみて下さいね。
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