1回の入院で50万円かかる土佐清水病院

1回の入院で50万円かかる土佐清水病院

こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。

前回に引き続き「体験談シリーズ」になります。

私の体験談ではありません。
ブログなどで公開されているアトピー性皮膚炎の体験談になります。

第二回目は「土佐清水病院」をご紹介いたします。

土佐清水病院の体験談

土佐清水病院は「活性酸素がアトピーの原因」と力説している丹羽先生が院長の病院です。
現在は「土佐丹羽クリニック」と改称していますが、この記事では「土佐清水病院」で統一します。

土佐清水病院は、アトピー性皮膚炎の治療で非常に有名な病院で、全国から患者が訪れます。

非常に多くの方が入院していますので、体験談も探せばたくさん見つかります。
今回も「ROSA」さんのブログから引用します。

土佐清水病院(1997年~2006年)

ー1度目の入院  1997年(高校1年生)

○治療法
1、軟膏治療
ステロイド基剤+自然生薬のオリジナル軟膏にグリテールパスタという臭いのする軟膏を重ね塗り
皮膚の状態がよくなると薬のランク(ステロイドの入ってる量でランク分けがある)を下げていく

2、SOD様食品(活性酸素除去)、ルイボスティー粉末(抗酸化作用のあるお茶の粉末)を健康食品会社から購入

3、サンドバス
遠赤外線効果のある石が敷き詰められたお風呂に入浴
石を購入し、自宅でも布の袋に入れて患部に当てていた

4、食事制限
和食中心
チョコレート、ラーメンなど食べてはいけないものは結構あったが、それまでの自宅でしていた食事制限よりはるかに緩くなった
小麦は高校になるまで食べれなかったので、粟や稗でできたケーキやパスタを食べてました。(ジョコビッチよりも早いグルテンフリー!(笑))

高知県の土佐清水病院近くの民宿が入院施設になっていて、女性専用の民宿に1か月弱泊まりました。
それまで周りにアトピーの人がいなく、初めてアトピーの話が出来る人たちと知り合え、楽しい入院生活でした。退院後も手紙や電話などで連絡を取り合っていました。

退院したら、学校の友人たちが私のあまりの変わりようにびっくりしてました。
アトピーはきれいになったけど、SOD様食品のせいで、顔中にニキビが多発し、高校時代はニキビに悩む日々…。最終的にSODをやめ、スキンケアでニキビは治しました。アトピーは何回か悪化し、自宅で臭い軟膏を塗ったりサンドバスでの手当でしのいでました。

*****

ー2度目の入院  2000年(浪人中)

大学受験間近の秋終わりに1週間ぐらいでどんどん悪化し、あっという間に寝たきりになりました。診察に行くもすぐに入院に。年末年始は土佐清水病院で過ごしました。退院したのはセンター試験1週間前…センター試験失敗で国公立は行けず、私立大学に行くことになりました。
(余談:偶然3年前の1度目の入院で出会った九州出身の方と再会!さらに、その方はその後大学で私が入ったサークルの後輩のいとこだった!珍しい苗字だったので判明しました。世間は狭いーーー!)

2度目の入院をするときに、1度目の入院時に出会った方たちに連絡しました。
土佐清水の治療を続けている人は、半分ぐらいに減っていました。
継続が難しい1番の理由は、「費用」だとみんな言ってました。軟膏も飲み薬も。
薬の臭いもきついと・・・

入院は1回するとおそらく50万くらい。軟膏も、50gぐらいのものが、数千円しました。
一生続けていける治療法ではありませんでした。

2度目は、近くに出来た入院施設の1人部屋に1か月ほど入院しました。
治療は1度目の入院時と変わらず、サンドバスに入って汗をかき、軟膏を2重に塗って包帯でグルグル巻きにされて終了。
1度目の入院時よりも強い軟膏からスタートでした。

知り合った人たちと情報交換しつつ、どんどん強い薬が出来ているらしいよ?という言葉に怖くなっていきました。

「土佐清水病院の軟膏を使うと、最終的にはステロイドを使わなくていい状態になる」ということで、全国から高い費用を払って患者はやって来ます。

けど、結局は何度も入院を繰り返す人が多かったのもあって、その頃から訴訟問題も多々起こっていました。

しかも、ここの軟膏を使ってた人は、薬を止めてもリバウンドがしぶとく長期間かかるということも耳にしました。

1度目の入院ほど楽しい思い出もなく、友達を作る気にもなれず、静かに退院しました。大学生活が始まり、何度か悪化しては実家に帰り臭い薬を塗って対処しつつも、割と人並みに恋愛やお洒落、サークル活動もでき、楽しい大学生活を送れました。

引用:アトピー治療記vol.1ー長いアトピー治療の始まり
https://ameblo.jp/x-artoflife-x/entry-12434134311.html

活性酸素は「客寄せパンダ」

土佐清水病院では「活性酸素がアトピーの原因」と院長の丹羽先生が力説しています。
そして、丹羽先生は本も出版されています。

丹羽博士の正しい「アトピー」の知識―10万人の治療実績が証明する

丹羽博士の正しい「アトピー」の知識

しかし、この本の中にしっかりと明記されていますが、丹羽先生が治療で使っている軟膏には「ステロイド剤」が入っています。

そして、治療の効果がでないと、ROSAさんの体験談にも書いてありますが、強い薬に移行します。
さらに、薬の吸収率を上げるために、汗をかかせた後に軟膏を塗り、包帯などでぐるぐる巻きにするのです。

もし、活性酸素がアトピーの原因ならば、ステロイド剤を入れる必要はありません。
原因療法をすれば、全く薬を使用しなくても、どんどんと皮膚が綺麗になっていくからです。

私もこのブログで症状写真を公開している通り、薬を一切使用しなくても、原因療法をすることで、元通りの綺麗な皮膚に戻しています。

それではなぜ、土佐清水病院ではステロイド剤を軟膏に入れるのでしょうか?
そして、なぜ効果がなければ、ステロイド剤の強度を上げるのでしょうか?

それは、「活性酸素」を除去するだけでは、アトピーが改善しないからです。
しかし、丹羽先生は、アトピーの原因は「活性酸素」と力説しています。

アトピーの患者さんは、活性酸素を除去する治療を受けるために、1回の入院で、50万円以上の高額な費用を使って、全国から土佐清水病院の治療を受けにきます。
そして、治療後はステロイド剤を断ち切ることができると信じているからです。

しかし、実際の所、皮膚の状態が綺麗になるのは「ステロイド剤」の効果によるものです。
つまり、「活性酸素」は客寄せパンダに過ぎません。

軟膏を塗って効果がでなければ、さらに強いステロイド剤を軟膏に入れて、さらにステロイドの依存症が高まってしまうのです。
ステロイド剤を断ち切りたいと希望を持って全国から訪れた患者さんのことは、何も考えていないですよね。

温泉湯治の会社も「アトピービジネス」としてバッシングされていましたが、ステロイド剤は全く使用していませんし、ほとんどの方は、8割まで回復します。
もちろん、薬を使用していないため、リバウンドはありません。

それに対して、土佐清水病院は、強いステロイド剤を使用して「一時的」にアトピーを改善します。
しかし、ステロイド剤の効果は長くは続きません。
すぐに元通りに戻りますし、強烈なリバウンドに苦しめられることになります。

そして、悪化すれば、また50万円程度の費用を支払って入院しないといけないのです。
これが本当の「アトピービジネス」ではないでしょうか?

「活性酸素が原因」といいながら、強いステロイド剤を軟膏に入れているのは詐欺に近いと私は思います。

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