こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。
前回に引き続き「体験談シリーズ」になります。
私の体験談ではありません。
ブログなどで公開されているアトピー性皮膚炎の体験談になります。
第五回目は「毎日のランニングでアトピーが消えた話」のPart.2です。
ランニングでアトピーが改善 Part.2
今回も「ROSA」さんのブログから引用します。
「ROSA」さんは、かなりの重傷です。
それでも、毎日30分間のジョギングで私と同じように、約3~4ヶ月で、かなりアトピーが改善されています。
今回は「ROSA」さんのブログから引用します。
温泉に入って汗をかいてそのままバスタオルをまいて上からパーカーを着て、そのままジョギングに行ったり、とにかく「走れば痩せる!」という単純短絡思考で、毎日XJAPANのライブ音源を聞きながら、厚着で家の周りをグルグルと走りまくっていました。
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春から始めた汗かきダイエットのおかげで、夏ごろには、すっきり起きれる日が増えました。皮膚自体がかなり強くなり、30分ジョギングするだけで、Tシャツは汗だくになるぐらい代謝も上がりました。あれほどずっとひどかったお腹の湿疹は色素沈着のみになり、あせもも出ないし触ってもツルツルになってました。
いつの間にか体から痒みと傷が消えていました!引用:アトピー治療記vol.7ー皮膚に守られる安心感 スパルタ運動療法編ー
https://ameblo.jp/x-artoflife-x/entry-12434423204.html
今回は、温泉湯治とランニングを併用された例になります。
温泉湯治で良くならなかったというROSAさんの体験談を下記の記事でご紹介しました。
アトピー性皮膚炎が改善しなかった温泉湯治
しかし、ランニングも付け加える事で、温泉湯治だけでは治らなかった重傷のアトピーでも改善したのです。
温泉湯治だけでも、かなり良くなる方もいらっしゃいます。
ランニングだけでも、かなり良くなる方もいらっしゃいます。
そして、今回のROSAさんのように、温泉湯治とランニングを併用することで、かなり良くなる方もいらっしゃいます。
その理由は、身体の状態や生活習慣が1人1人違うからです。
お医者様は皮膚の症状だけで判断しますが、私がカウンセリングを行う場合は違います。
「体内のエネルギー残量」や「生活習慣」なども重要視しています。
アトピーの症状がでている方は、皮膚の状態が悪化しているだけではなく、消化器官が衰えていたり、身体が冷えていたりします。
これは、「体内のエネルギー残量」が激減しているからです。
また、体内のエネルギーを消耗するような生活習慣があると、アトピーの症状はなかなか改善しません。
同じ事をしても、他の人は改善しているのに、なぜ私だけ改善しないの?
と悩んでいる方が多いのは、そのためです。
汗対策について
ROSAさんがランニングをスタートした理由は、ダイエットのためです。
「汗かきダイエット」と名付けられましたが、汗をかくだけでは痩せません。
汗をかくと喉が渇きますので、水を飲むと、元の体重に戻るからです。
また、汗をかくと、汗が原因で痒くなる場合がありますが、ROSAさんは、バスタオルを身体に巻いて、汗をバスタオルに吸収させるという工夫をされました。
そのため、汗による痒みを最小限にできたのかもしれません。
ちなみに、私は登山をする時に、汗を吸収させるために、ROSAさんと同じように、タイルを身体に巻いて登山をした事があります。
しかし、私の場合は、タオルが吸収できる限界以上の汗をかいてしまい、タオルが汗でびしょ濡れになってしまい、逆効果になってしまいました。
タオルを巻くという方法は、汗をあまりかかない方の場合は効果があるかもしれません。
汗かきの方の場合は、登山用品店に売っている速乾性の高い下着を購入された方がいいと思います。
ちなみに、ユニクロにも同じような商品が安値で販売されていますが、登山用品店で売っている商品とは全く別物の商品です。
ユニクロの下着は、着ると痒くなる商品が多いため、私はあまり勧めていません。
私の知り合いの方は、アトピーではないのに、下着によっては皮膚がかぶれて真っ赤になったりするそうです。
下着のメーカーを聞いてみたところ、予想通りユニクロでしたので、私はすぐにユニクロの下着を着るのを辞めるようにアドバイスしました。
ユニクロの下着が安いのは、皮膚に優しい素材を使っていないからですので、その点には気をつけて下さいね。
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