ルイボスティーの副作用について

ルイボスティーの副作用について

こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。

「アトピーにはルイボスティーがいい」という言葉を聞いて、ルイボスティーを飲んでいる方も多いと思います。
しかし、ルイボスティーには副作用が出る場合もあるのです。

このページでは「ルイボスティーの副作用」について、私の体験を交えながら、お答えしていきたいと思います。

ルイボスティーと頭痛について

私は40代にアトピーの症状が再発した時に、何度かルイボスティーを飲んで、アトピーの症状が改善するかどうかの検証をしようしました。

しかし、できなかったのです。

その理由は、下記の記事にも書きましたが、ルイボスティーを飲み始めて一週間ほどすると、必ず、頭痛が始まったからです。
ルイボスティーを飲むとアトピーの症状は改善するの?

インターネットで検索をしてみたのですが「ルイボスティーを飲むと頭痛になる」というようなネガティブな事は一切記載がありません。

それどころか「ルイボスティーは頭痛を和らげる」など、頭痛に対しての効果効能が書いてあるのです。

そのため、なぜルイボスティーを飲むと頭痛になるのかが全く分かりませんでした。

ルイボスティー

マグネシウムと頭痛について

ネットで検索をしても分からない場合は、自分で原因を探さないといけません。
私の場合、頭痛になる時と言えば、下記の3つが原因の場合が多いです。

・コーヒーを飲み過ぎた時。
・風邪を引いた時。
・マグネシウムを過剰摂取した時。

最初の2つはルイボスティーとは全く関係がありません。

しかし、マグネシウムはルイボスティーに含まれている成分です。
そのため、マグネシウムが原因ではないかなという推測はできました。

しかし、ルイボスティーに含まれているマグネシウムの量は微量です。
サプリメントでマグネシウムを摂ることと比較すれば、ほんの僅かしか含まれていないのです。

マグネシウムのサプリメントの場合は、1粒で100mg以上はあります。
しかし、ルイボスティーは、コップ1杯で1mg程度しかありません。

そのような微量で頭痛になるのだろうか?
というような疑問がありました。

しかし、マグネシウムについて調べたり、検証を続けていくうちに、頭痛の原因はマグネシウムだという事を確信することができました。

1つ目の理由は「吸収率」です。

マグネシウムは摂取量が少ないほど、吸収率が高くなるのです。

マグネシウムのサプリメントは、1粒でルイボスティー100杯分以上のマグネシウムが含まれています。

しかし、マグネシウムは含有量が多ければ多いほど、吸収率が下がるため、マグネシウムのサプリメントを飲んでも、実際はそれほど吸収されていないのです。

また、ルイボスティーは、マグネシウムの吸収率が高くなるミネラルバランスを構成しているのだと思います。

そのため、ルイボスティーはマグネシウムの含有量が少なくても、腸からの吸収率が高いため、頭痛が起きてしまう場合があるのです。

そして、もう一つの理由は「体内での蓄積」です。

ルイボスティーは1回飲んだだけでは、頭痛になることはありません。
私の場合は、1週間近く、飲み続けないと頭痛にはならないのです。

もし、ビタミンCなどのように、過剰な分は全てがすぐに排泄されてしまう成分の場合は、頭痛の原因とは言えません。
そこで、マグネシウムについて調べてみたところ、マグネシウムは吸収した一部が体内に蓄積される事が分かりました。

マグネシウムが足りていない時は、足りていない所で使われるため、頭痛がすることはなく、飲み続けていると、体内にマグネシウムが充足し、過剰になるため、頭痛がするようになるのです。

「吸収率」と「体内での蓄積作用」から、頭痛の原因はマグネシウムであると考えられるのです。

頭痛と血管の関係について

それでは、なぜマグネシウムが吸収されると、頭痛が起きるのでしょうか?

頭痛の原因について調べてみたところ、血管が拡張した時に頭痛が起きると考えられています。
そして、マグネシウムには、その血管拡張作用があるのです。

そのため、マグネシウムを含むものを継続して摂取すると、頭痛がするようになるのです。

しかし、ここで疑問がでてきます。

それは、マグネシウムを摂ると「血管拡張作用によって、頭痛が和らぐ」というルイボスティーの効果効能を書いてあるサイトが多いことです。

血管が拡張すると頭痛がするのに、なぜルイボスティーでマグネシウムを摂ると、血管が拡張して頭痛が和らぐのでしょう?

相反している内容です。

この点についても調べてみたところ、血管が収縮することで血流が悪くなり、頭痛がする場合もあるとのこと。

つまり、血管が拡張して起きる頭痛と、血管が収縮して起きる頭痛の両方があるのです。
そして、ルイボスティーで頭痛が和らぐというのは、血管が収縮して起きる頭痛の場合の事なのです。

ルイボスティーのお勧めの飲み方

グーグル検索では、ルイボスティーを飲むと頭痛が和らぐという結果がでますが、ツイッターで検索をしてみた所、ルイボスティーで頭痛になるというツイートがたくさん見つかりました。

検索結果が、グーグル検索とツイッターでは全く逆なのです。

グーグル検索では「ルイボスティーの販売者」や「専門家」が書いているサイトが表示されます。
ツイッターでは「ルイボスティーを飲んだ方」のツイートが表示されます。

どちらを信頼すればいいかと言えば「飲んだ方」のツイートになります。
そのため、ルイボスティーを飲むと、頭痛になる割合の方が圧倒的に多いと考えられます。

これが「ルイボスティーと頭痛」の現実だと思います。
つまり、血管が拡張して起きる頭痛の方が圧倒的に多いのです。

頭痛がした時にルイボスティーを飲んだとしても、血管が拡張して頭痛が起きている場合、頭痛が和らぐどころか、頭痛が悪化する可能性の方が高いため、ルイボスティーの頭痛が和らぐ効果にはあまり期待しない方が良さそうです。

アトピーに良いと言われているルイボスティーですが、毎日飲み続けると「頭痛」という副作用が発生する可能性があります。

そのため、お勧めの飲み方は、毎日飲むのではなく、2~3日に1回程度の割合で飲むことがお勧めです。
そして、もし頭痛の症状がでてきた場合は、少しの間、飲むことは控えるようにしましょう。

ルイボスティーの副作用を利用して、アトピーの症状を改善する方法

ルイボスティーの副作用ですが、上記でお伝えした頭痛だけではなく、緩下作用もあります。

こちらも、ルイボスティーに含まれている「マグネシウム」による作用です。
マグネシウムは「下剤」として使われている成分でもあるのです。

そのため、便秘の症状がある場合、ルイボスティーを飲み続けることで、便秘が解消される可能性が高いです。

実は、私の母親も一時期強い便秘の症状がありましたが、ルイボスティーを飲み続けることで、便秘が解消しました。
また、インターネットで検索をしても、ルイボスティーの便秘解消記事をたくさん見つけることができます。

便秘が解消され、腸の状態が良くなると、肌の状態が改善される事が多いです。
アトピーの炎症を抑える効果まではありませんが、皮膚の状態は良くなる場合が多いのです。

そのため、便秘の症状がある方は、ルイボスティーを飲み続けることで、アトピーの症状が少し改善される可能性があります。

ただ、頭痛がでてきた場合は、マグネシウムが充足しているという事になりますので、飲む量を減らしたり、飲む頻度を下げるようにして下さいね。

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