こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。
皮膚が乾燥していると、掻くことによって、粉のように皮膚が飛び散る場合が多いですよね。
床が皮膚の粉だらけになってしまい、掃除が大変です。
この場合は、どうすればいいのでしょうか?
このページでは「乾燥肌の方が掃除の手間を激減させる方法」というご質問にお答えしていきます。
痒くなったら、どこで掻けばいいの?
皮膚の乾燥状態がだんだんと悪化していくと、掻くと皮膚が粉のように飛び散ってしまいます。
部屋の中で掻くと、床が皮膚の粉だらけになってしまいますよね。
こまめに掃除をしないといけないですし、掃除の手間も大変です。
この場合はどうすればいいのでしょう?
自宅にいる場合の対策は、痒くなれば浴室で掻く事でこの問題が解決します。
浴室で掻けば、掻いた後、掃除の必要がありません。
飛び散った皮膚の粉を水で洗い流せばいいだけです。
仕事場などにいて、浴室がない場合は、お手洗いなどにある洗面器の上で掻きます。
掻いた後は、水で皮膚の粉を洗い流せばいいだけです。
ただ、この方法では、顔や手など、掻く場所が限られてしまいます。
足などが痒い時は洗面器の上で掻く事ができません。
また、近くに洗面器がない時に、痒くなる事もあります。
この場合は、皮膚を水で濡らし、皮膚を湿らせてから掻きます。
そうすると、掻いても皮膚の粉が飛び散らなくなります。
掻くことで剥がれた皮膚は、ほとんどが爪にくっつくはずです。
そのため、爪についた皮膚をティッシュで拭き取ればいいだけです。
痒くなった場所を水で湿らせてから掻くと、掃除の手間を激減させることができるのです。
保湿剤を使用する場合の注意点
乾燥肌の対策と言えば、ほとんどの方が水ではなく、保湿剤を使っている方が多いと思います。
水と違い、すぐに皮膚が乾燥する事がないため、便利ですよね。
しかし、保湿剤を使う場合、注意点がいくつかあります。
1つ目は痒くなる保湿剤があることです。
保湿剤なら何でもいい訳ではありません。
例えば、「ワセリン」はお医者様がお勧めしている事もあり、使っている方も多いと思います。
私がいろいろな保湿剤を検証した結果でも、ワセリンの保湿効果は圧倒的に高い事が分かりました。
一度塗れば、長時間、保湿効果を維持することができます。
ただ、下記の記事にも書きましたが、私の場合は、ワセリンを塗ると必ず痒くなります。
これは、純度の高い白色ワセリンでも同じです。
ワセリンを塗ると悪化する理由
ワセリンは石油でできています。
つまり、理論的には皮膚に石油を塗っているのです。
もちろん、白色ワセリンを使う場合、不純物のほとんどは取り除かれていますし、非刺激性のため、塗っても悪影響がないと言われています。
しかし、私が実際に試してみたところ、塗る度に、必ず痒くなったのです。
また、ワセリンを塗ると痒くなる体験談をネットで書いている方もいますので、ワセリンで痒くなるのは、私だけではありません。
痒くならない方は、圧倒的な保湿能力があるワセリンを塗っても問題ないと思いますが、私のように、ワセリンを塗ると痒くなる方は、ワセリン以外の保湿剤を使った方が無難です。
継続して使用しても、痒くならない保湿剤がたくさんあるからです。
ワセリンなどの保湿剤が原因で、逆に痒くなれば、元の子もありませんので。。。
もちろん、水だけでもしっかりと皮膚を湿らせることができますので、痒くならない保湿剤が見つからなければ、保湿時間は短くなりますが、水だけでも大丈夫です。
まとめ
乾燥肌の方は、掻きむしった時に、皮膚が粉のように飛び散って、困っている方も多いと思います。
しかし、その時にどうすればいいのか、対処法などを公開している人は誰もいないですよね。
皮膚の粉が飛び散ると、掃除が大変だと思います。
もちろん、水で皮膚を湿らせても、皮膚は飛び散りますが、広範囲に飛び散ることがないので、掃除の手間は激減します。
乾燥肌の方は、少しでも掃除の負担を軽減するためにも、是非、この記事を参考にしてみて下さいね。
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