コーヒーを飲むと痒くなる理由

コーヒーを飲むと痒くなる理由

こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。

砂糖などを入れなくても「コーヒー」を飲むと痒くなる事がありますよね。
それではなぜ、コーヒーを飲むと痒くなるのでしょうか?

このページでは「コーヒーを飲むと痒くなる理由」についてお伝えしていきます。

カフェインの効果について

コーヒーには「カフェイン」が含まれている事が有名です。
朝に眠気覚ましのために、コーヒーを飲んでいる方も多いのではないでしょうか?

朝にコーヒーを飲むと、シャキッとして元気がでてきますよね。
それではなぜ、眠気がなくなり元気がでてくるのでしょうか?

一言で説明をすると、カフェインは「交感神経」を刺激するからです。

眠いときにカフェインを摂ると、疲労感が消えていきます。
そして、血糖値が上がり、身体が活動の準備を始めます。

そして、集中力が上がり、仕事や運動能力が上がるのです。

 

 

コーヒーを飲むと痒くなる理由

コーヒーに含まれるカフェインの効果は個人差が非常に大きい事が特徴です。

ちょっとコーヒーを飲んだだけでも目が覚める方もいらっしゃれば、かなり強いコーヒーを飲まないと、効果がでない方もいます。

同じように、コーヒーによる痒みに関してもかなり個人差が大きく、少し飲んだだけで痒くなる方もいれば、全く痒くならない方もいます。
痒くならない方は別として、コーヒーを飲むと、なぜ痒くなるのでしょうか?

その大きな理由は、集中力をアップしたり、仕事や運動の能力を上げるために、コーヒーは血糖値を上げる作用があるからです。

血糖値を上げる時には、血糖値を上げる「コルチゾール」というホルモンが使われます。
そして、その「コルチゾール」には、痒みや炎症を抑える作用があります。

痒みや炎症を抑えていたコルチゾールが血糖値を上げるために使われてしまうと、痒みや炎症を抑えることができなくなってしまいます。

その結果、痒くなるのです。
これが、コーヒーを飲むと、痒くなる理由です。

なぜ睡眠不足の時にカフェインを摂ると痒くなるの?

私の場合は、しっかりと睡眠が取れた日にコーヒーを飲んでも痒くなることはほとんどありません。
しかし、睡眠不足の時にカフェインを摂ると、痒くなる事が多いです。

それではなぜ、睡眠不足の時に、コーヒーを飲むと、痒くなるのでしょうか?

痒みを抑えるコルチゾールは、寝ている間に分泌されます。
そして、就寝直後ではなく、起床する2時間前から分泌量が増えるのです。

そのため、しっかりと睡眠が取れた場合、コルチゾールがたくさん分泌されています。

コルチゾールが体内にたくさんあれば、血糖値を上げるためにコルチゾールが使われたとしても、痒みを抑えるだけのコルチゾールはまだ体内に残っています。

しかし、睡眠不足の場合、コルチゾールの分泌が始まる前に起きてしまうことになります。
そのため、身体がコルチゾール不足になっています。

体内のコルチゾールの量が少ない時に、コーヒーを飲むと、血糖値を上げるためにコルチゾールが使われてしまうと、痒みを抑えるためのコルチゾールが不足してしまいます。

その結果、痒みを抑えることができなくなり、痒くなるのです。

しっかりと睡眠が取れた日の痒みが少ないのは、寝ている間に、痒みを抑えるコルチゾールがたくさん分泌されているからなのです。

コーヒーによる痒みを予防する方法

コーヒーのカフェインの効果には個人差がありますので、飲んでも痒くならない方は、コーヒーを飲んでも全く問題ありません。
コーヒーがアトピーの原因ではないからです。

しかし、コーヒーを飲むと、痒くなる方も多いと思います。
それでも、コーヒーが好きな方は、コーヒーをなかなか辞められませんよね。

それでは、コーヒーによる痒みを予防するには、どうすればいいのでしょうか?

予防法は2つあります。

1つ目は、睡眠不足の日はコーヒーを飲む量を減らす事です。

睡眠不足の日は、痒みを抑えるコルチゾールが不足しているため、どうしてもコーヒーを飲むと痒くなります。

そのため、飲む量を減らすか、紅茶やお茶を飲むようにしましょう。
紅茶やお茶の方が、コーヒーよりもカフェインの効果が少ないからです。

私の場合は睡眠不足の日にコーヒーを飲むと、痒くなる率が一気に上がります。
そのため、この1つを実行するだけでも、かなり痒みを予防することができます。

2つ目は、朝のコーヒーを控えることです。

私の経験上、朝にコーヒーを飲むと、痒くなる率が高くなります。

インターネット上でも、コーヒーを朝に飲む習慣ができると、痒みを抑えるホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられてしまうという記事がいくつも見つかります。

コルチゾールは起床2時間前から分泌が始まります。
しかし、コーヒーを朝に飲む習慣があると、その分泌量が減ってしまう可能性があるのです。

ただ、どの記事も「出典」が書いてありません。
医学的に実証されていない可能性がありますので、事実かどうかは分かりません。

とは言え、朝に飲むと、痒くなる場合がある事は確かです。
そのため、体調が良くない日などは、午後になってから飲むことをお勧めします。

3つ目は、夜に飲まないことです。

ぐっすりと眠れた日でも、夜になると体内のコルチゾールの量は減っています。
そのため、コーヒーを飲むと、痒くなる可能性が高くなります。

また、夜に飲むことで、カフェインの覚醒効果により、眠りが妨げられる可能性があります。
すると、睡眠不足になり、次の日に、痒みが強くなる可能性があります。

そのため、夜のコーヒーも控えるようにしましょう。

カフェインの影響がほとんどない方は、コーヒーを飲んでも全く問題ありません。
しかし、コーヒーを飲むと痒くなる方は、この記事を参考にしてみて下さいね。

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