アトピーと血尿の関係

アトピーと血尿の関係

こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。

このページでは「アトピーと血尿」についてお伝えします。

アトピーの方は「血尿」がでる場合があります。

私も小さい頃、真っ赤な血尿がでたことがあり、本当にびっくりした事を覚えています。
そして、親に連れられて病院に行きました。

小さい頃だったので、どのような診断をされたのかは分かりませんが、私の場合は、真っ赤だったおしっこの色がだんだんと薄まっていき、一週間ほどで治ったのを覚えています。

病院で何かの治療をした記憶が全くないため、自然治癒したのだと思います。

しかし、なかなか治らなくて、何かの薬を飲んでいる方もいらっしゃるかもしれませんし、血尿がでたために検索して、このページにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。

ネットで調べると、血尿に関して説明しているページはたくさんありますが、アトピーの症状と関係がない症例も多いですし、なんと言っても専門用語が多いために、健康に詳しくない方は、理解がしずらいかもしれません。

それでは、ここでアトピーの方が血尿がでる理由を分かりやすくお伝えしたいと思います。

血尿について

血尿とはいったいどのような尿を指すのでしょうか?
これは、血液中の成分である「赤血球」が混じった尿のことです。

尿が赤いのは「赤血球」の色なのです。

尿の中に「赤血球」が混じる理由は、尿は「血液」からできているからです。

しかし、通常は尿の中に「赤血球」が混じる事はありません。

尿は腎臓にある毛細血管の穴から漏れた水分などで作られますが、赤血球はその穴を通り抜けることができないからです。

つまり、尿を作るための毛細血管の穴は、赤血球よりも小さいのです。

しかし、その毛細血管の穴が、何らかの原因で大きくなると、赤血球がその穴を通り抜けてしまい、血尿になるのです。

赤血球

アトピーと血尿の関係

ここでは、アトピーの方が血尿になりやすい原因をお伝えします。

なぜ、アトピーの方は血尿になりやすいのでしょうか?
その理由は、アトピー性皮膚炎の症状と大きな関係があります。

アトピー性皮膚炎の方は、毛細血管が正常ではなく、もろくなっている場合が多いのです。
掻くとすぐに出血してしまうのも、毛細血管が弱くなっている事が一因です。
つまり、皮膚の症状が悪化している場合、毛細血管も悪化している場合が多いのです。

悪化する順番で言えば、毛細血管が悪化し、その結果、皮膚に十分な栄養素などが届かなくなり、皮膚の状態が悪化していきます。

ちなみに、毛細血管も皮膚と同じで、新陳代謝を繰り返しています。
つまり、毛細血管に十分な栄養素などが届かないと、毛細血管も弱っていくのです。

「ゴースト血管」という言葉が一時期話題になりましたが、毛細血管が弱っていくと、最終的には、血管であるにも関わらず、血液が届かない「ゴースト血管」になります。その結果、毛細血管に栄養が届かないため、血管は消滅していきます。

これは、腎臓の毛細血管も同じです。

腎臓の毛細血管も新陳代謝を繰り返していますが、毛細血管に十分な栄養素などが届かないと、腎臓の毛細血管もだんだんと弱ってきます。

そして、毛細血管が弱っていくと、毛細血管がもろくなるため、尿を作るための小さな穴がだんだんと大きくなっていき、赤血球も通してしまうような大きな穴になるのです。

これが、アトピーの方が血尿になりやすい原因です。

アトピーの方の血尿の治し方

アトピーの方が血尿を治すためには、弱った毛細血管を強くしないといけません。

アトピーの症状が発生するのは身体の機能が低下しているからです。
身体の機能が低下したために、皮膚や毛細血管が弱っているのです。

そのため、血尿を治す方法は、アトピー性皮膚炎を治す方法と全く同じです。
アトピーの原因療法をすれば、皮膚が治ると同時に、血尿も治ります。

分かりやすく言えば、血尿は「腎臓のアトピー」なのです。

皮膚が治るということは、弱っていた毛細血管が強くなるからです。
強くなる毛細血管は皮膚の毛細血管だけではありません。
尿を作っている腎臓の毛細血管も強くなるのです。

腎臓の中にある毛細血管が強くなるにつれて、赤血球を通すほどの大きな穴が空いていた毛細血管が、少しずつ、穴が小さくなっていくのです。

ちなみに、アトピーの方は腎臓が弱いとよく言われますが、その理由は、腎臓が毛細血管の塊であるからです。

アトピーの方は毛細血管が弱っているため、毛細血管の塊である腎臓が弱っているのです。
特に、腎臓の毛細血管は尿を作るために、大きな圧力がかかっています。
圧力をかけて、毛細血管にある小さな穴から、尿をつくるための水分などを出しているのです。

薬を使わずに、弱っている腎臓を治したい方は、アトピーの原因療法をすれば、腎臓の機能が回復していく可能性が非常に高いです。

アトピーが治った人は血尿も治っていますので、アトピーを根本的に治すということは、腎臓を治すということでもあるのです。

ちなみに、皮膚や毛細血管に栄養素が届かなくなるのは、栄養素が足りない事だけが原因ではありません。
栄養素が足りない事がアトピーの原因ではないため、アトピーも血尿も、食事療法やサプリを飲んでも治るとは限りません。

原因療法と違い、対症療法では、毛細血管や腎臓が良くなっていくとは限らないため、その点は注意が必要です。

アトピーとは関係がない血尿について

血尿の原因が「アトピー」とは関係がない場合もあります。
例えば、「膀胱ガン」になると、血尿がでる場合があります。

「アトピーが原因」の血尿の場合は、アトピーを治すことで血尿も治りますが、「アトピーが原因の血尿」かどうか分からない場合は、病院などで診断を必ず受けるようにしましょう。

また、病院で「血尿の原因が不明」と診断されたために、悩んでいる方も多いと思います。43%の血尿は原因が不明の「特発性腎出血」とのことです。

実際の所、医学では腎臓の機能について分かっているのは、ほんの一部であり、大部分が分かっていません。
これは、当たり前の事ですが、人体実験をすることができないからです。(腎臓の人体実験は生死を伴います。)

ただ、「血尿がでる理由」に関しては、この記事でお伝えしましたので、参考にしていただけると幸いです。

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