こんにちは。
アトピー研究家の齋藤です。
アトピーの症状がある方は、甘いものが好きな方が多いです。
痒くなる事が分かっていても、ついつい甘いものを食べてしまう方も多いのではないでしょうか?
一般的には「甘いものがアトピーの原因」と言われていることもあり、甘いものを食べていると、アトピーが治らないとされています。
しかし、私はチョコレートやドーナツ、ケーキなどの甘いものを「毎日」食べても、アトピーを完治させました。
それでは、毎日、甘いものを食べながら、アトピーを完治させるのはどうすればいいのでしょうか?
このページでは「スイーツを毎日食べながらアトピーを完治する方法」についてお伝えします。
アトピーの症状がある方が甘いものが好きな理由
アトピーの症状がある方は、甘いものが好きな方が多いです。
その理由は、糖質はタンパク質や脂質よりも消化がしやすく、すぐにエネルギーに変換する事ができるからです。
アトピーの症状が悪化するにつれて、消化器官も同時に悪化していきます。
そのため、豆類など、消化に負担がかかるタンパク質を食べると、アレルギー反応を起こしやすくなります。
しかし、お菓子はほとんどが糖質でできていますので、消化の負担が小さく、すぐにエネルギーに変えることができます。
消化に負担がかかるタンパク質や脂質よりも、糖質中心の食べ物の方が消化器官への負担が少ないため、スイーツなどの甘いものを好んで食べる方が多いのです。
また、甘いものがおいしく感じるような味覚になっていくのです。
甘いものを毎日食べても痒くならない方法
チョコレートやケーキなど、甘いものが好きな方にとっては、食事制限をする事は非常に難しいです。
痒くなる事が分かっていても、誘惑に勝てずに食べてしまうからです。
もちろん、痒くなって、甘いものを食べたことを後悔しますが、次の日もまた、同じ事を繰り返すことになります。
つまり、甘いものが好きな方にとっては、甘いものを辞めることは拷問と同じで、そう簡単に辞めることができないのです。
私は断食も経験していますので、よく分かりますが、人間にとって食欲に打ち勝つことは、かなり精神力が強くないとできません。
食事制限のダイエットをした方のほとんどが続かないのは、そのためです。
しかし、アトピーの研究をしている時に、甘いものを食べても、痒くならない方法を発見する事ができました。
それは、血糖値のコントロールをしながら「有酸素運動」をする事です。
3ヶ月間以上、有酸素運動をした後に、チョコレートなどの甘いものを毎日食べ続けましたが、それでも痒くなる事はありませんでした。
100回以上の実験をして、一度も痒くなることはなかったのです。
成功率が30%や50%ではなく、100%の成功率になります。
最初だけ効果がでるという訳ではなく、長期的に毎日、甘いものを食べ続けても、効果がなくなる事はありません。
また、私が様々な食べ物を食べた結果で、一番痒くなる食べ物である「ミスタードーナツ」でも検証してみました。
ミスタードーナツには、大量の糖質、脂質、添加物が入っていますので、アトピーの症状がでている方の場合、ほとんどの方は1個食べただけでも猛烈に痒くなります。
しかし、検証の時は少量では意味がないため「11個」食べました。
食事代わりに、満腹になるまで食べたのです。
下記の写真が有酸素運動をした後に食べたドーナツになります。
(食事代わりに食べていますので、トーストやパイもあります。)
これだけ食べても、痒くなる事はなかったのです。
アトピーの症状がある方は、甘いものだけではなく、脂質が多い食べ物を食べても痒くなりますが、パイなどを食べても痒くなることはありませんでした。
もちろん、これは「検証」のために行いましたので、この記事を読まれた方は、絶対に真似はしないで下さいね。
アトピーの症状の有無を問わず、糖質や脂質の多いドーナツなどを10個以上も食べる事は、健康な人でも身体に良くないからです。
原因療法に加えて、有酸素運動をする必要はありますが、甘いものが辞められない方でも、毎日甘いものを食べながら、アトピーを完治させる事は可能です。
有酸素運動について
甘いものを食べても、痒くならないようにするためには、有酸素運動をする必要があります。
私は「スピンバイク(室内で漕ぐ自転車)」と「ジョギング」で検証してみましたが、どちらでも痒くなる事はありませんでした。
ちなみに、アトピーを最短期間で完治させたい方は、原因療法に加えて、有酸素運動をする事が必須になります。
有酸素運動をしないと、治るスピードが遅いのです。
そのため、甘いものを食べる、食べないに関わらず、一刻も早く、痒みなどから解放されたい方は、有酸素運動もした方がいいのです。
ただ、「運動は好きではない!」という方も多いと思います。
特に、ジョギングには抵抗がある方も多いかもしれません。
しかし、室内で自転車を漕ぐだけなら、雨の日でもできますので、それほど抵抗なく、運動を始めることができると思います。
また、私が検証のため、有酸素運動の後に、お菓子を毎日食べていると、お菓子を食べるために、積極的に運動をしたくなりました。
そして、運動をすると気分も良くなりますので、運動をする事が楽しみになったのです。
そのため、「お菓子」が好きな方の場合、有酸素運動が好きではない方でも「お菓子を食べるために運動をする」という強い動機ができますので、有酸素運動を自分から積極的に続ける事ができると思います。
もちろん、甘いものを毎日食べる事で、治るスピードが遅くなれば、本末転倒ですが、私が検証してみたところ、治るスピードはそれほど変わりませんでした。
もちろん、身体に負荷がかかるものを食べていますので、少しは遅くなっている可能性がありますが、痒みがでないということは、炎症もでていないという事になりますので、理論的には甘いものを食べることで悪化はしていないと考えられます。
もし、甘いものが辞められなくて、アトピーを治すことができないと悩んでいる方は「有酸素運動+原因療法」が解決方法になります。
ただ、自己流で有酸素運動をした場合は、甘いものを食べると痒くなる可能性が高いです。
アトピーの方が甘い物を食べても痒くならない方法を知っているのは、恐らく、私だけだと思いますので、オンライン講座やカウンセリングでは、年齢や体力、アトピーの症状などの個人差を考慮しながら、「痒くならない有酸素運動」のアドバイスをしますので、甘いものが好きな方は楽しみにしていて下さいね。
私が実際に使用しているお勧めのスピンバイクは、その時にお伝えします。
ちなみに、下記の記事に書いた通り、運動不足はアトピーの原因ではありません。
アトピーは運動不足が原因?
運動をしていない方が運動を始めると、一時的にアトピーの症状が改善する事はありますが、すぐに元の症状に戻る場合がほとんどです。
あくまでも原因療法をしながら有酸素運動をしないと、アトピーが改善する事はありませんので、その点には注意して下さいね。
コメント